「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
でも心南と心海にはいつも看護婦さんがついていてくれる。

今は美友の傍にいてあげることの方が、優先なのかもしれない。

美友はワガママ1つ言わなかったけど、主人と私が病院へ行っている真夜中、寝ているはずの時間なのに、いつも美友は泣いていた。

主人にも私にも見られないように、寂しさが溢れ出しいつも泣いていたんだ。

「ごめんね、美友、そしてありがとう」
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