「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
「あれ、Mちゃん(私)のバックは?」
私のバックが無くなっていることに気付いたYちゃんに言われ、私は再びすぐに足を止めた。
カートの両脇にかけておいた私とYちゃんのバック、通路側にかけておいた私のバックが消えていた。
すぐさま辺りを見回した。
「どっかで落としたのかな」
来た道を戻ってみた。
「美友が持っているのかな」
カートの中を見てみた。
けれど見つからなかった。
私とYちゃんの頭を過ぎった言葉がそこにはあった。