「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
“ま・ま”

すぐに準備を始めたその時、主人と美友が面会に来てくれた。

今までずっと、主人としか面会が出来ず、何週間も美友に会えないでいた。

そんな中、美友の元気な姿を見れるのが毎日の楽しみで、そのビデオが美友との繋がりでした。

自分の娘なのに、手が届かない…。

撫でる事も、手を握ることも、抱きしめる事も出来ない。

会えないという寂しさは何ものにも変えられなかった。

主人も私と赤ちゃんを心配して毎日通ってくれていた。

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