「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
第6章 「出産」
“麻酔”

私は後から聞いた話ですが、1日7万円もする部屋にいたそうです。

主人は、私が変な心配をしないようにと、黙っていてくれていた。

値段を聞くと確かに、

「高っ!」

そう思いますが、破水していたため、無菌状態で母子共守るための装備がしてある部屋なので、ありがたいと思いました。

K病院に入院してからは、本当に我慢の毎日で、気持ちが落ちていくばかりでした。

実際あんなにも、

「お産にしてほしい」

そんな気持ちがあった。

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