「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~
麻酔をする前に、もう1度麻酔の先生から話を受け、脊髄麻酔を始めました。

体を横に向け、足を曲げ、背中をぐーっと丸めた。

そして1ミリ位の細い管を背骨の隙間から通し始めた。

「管を背骨の隙間に通して下半身麻酔をする」

そう聞かされた時は怖かったが、震えながらも何とか我慢ができた。

少し経つと、下半身が全く動かなくなった。

ピクリとも動く事の出来ない自分の体がとても怖く感じながらもう1度内診をして手術に入った。
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