君想い
「終わったよー。」
そう言ってカーテンから出てくると
赤面している、蒼井。
もしかして、さっきの自分の言葉
恥ずかしかったのかな…?笑
そんなわけないか。
その顔を俯いて軽く隠しながら、
出口へと向かう。
なんかかわいい、って私のバカ。
「会計…ちょっと待ってて!」
「会計済んでる、いこ?」
「えっ?
ちょっと、お金返すよ!」
そう言って追いかける。
「いいよ、
俺の奢り。
その代わり次どっか行くとき
園田の奢りね?」
「うん!」
次…次あるのか…。
嬉しい…けどだめ。
「今日は、ありがとう!
いい買い物出来たよ。
ここでいいから、じゃあ。」
泣くな、もうちょっと。
そう思い歩き出した。
けど、手をぐいっと引っ張られ
キスされた。
強引なんだけど甘いキス。
なんだよ、蒼井。
もうっ。
わかんないよ。
こらえてた涙があふれた。
「悪いと思ってないから
ごめんなんて言わないよ。
やっぱり誰にも渡したくねー。
ひなしか見えないんだけど。
その泣いてる顔も笑ってる顔も
怒ってる顔も照れてる顔も
全部、全部、独り占めしたいくらい。」
そう言って蒼井は私を抱きしめる。
力強く強く抱きしめる。
久しぶりの蒼井のぬくもり。
こんなに近くだとこのドキドキが
ばれちゃうよ。
もう、どうしたらいいの?
わかんないよ。
どうしたらいいのか。
ううん、ホントはわかってる。
土屋くんと付き合うって決めてから
傷つけないって同時に決めたんだから。
なのに、すきですきですきすぎる
蒼井にそんなこと言われて迷ってる
自分がいて。
ずるい、私。
最初から気持ちなんてはっきりしてた
のに。
辛いからって優しい土屋くんに
いってさ。
頑張って好きになるものじゃないって
わかって、それからは辛くて辛くて。
そう言ってカーテンから出てくると
赤面している、蒼井。
もしかして、さっきの自分の言葉
恥ずかしかったのかな…?笑
そんなわけないか。
その顔を俯いて軽く隠しながら、
出口へと向かう。
なんかかわいい、って私のバカ。
「会計…ちょっと待ってて!」
「会計済んでる、いこ?」
「えっ?
ちょっと、お金返すよ!」
そう言って追いかける。
「いいよ、
俺の奢り。
その代わり次どっか行くとき
園田の奢りね?」
「うん!」
次…次あるのか…。
嬉しい…けどだめ。
「今日は、ありがとう!
いい買い物出来たよ。
ここでいいから、じゃあ。」
泣くな、もうちょっと。
そう思い歩き出した。
けど、手をぐいっと引っ張られ
キスされた。
強引なんだけど甘いキス。
なんだよ、蒼井。
もうっ。
わかんないよ。
こらえてた涙があふれた。
「悪いと思ってないから
ごめんなんて言わないよ。
やっぱり誰にも渡したくねー。
ひなしか見えないんだけど。
その泣いてる顔も笑ってる顔も
怒ってる顔も照れてる顔も
全部、全部、独り占めしたいくらい。」
そう言って蒼井は私を抱きしめる。
力強く強く抱きしめる。
久しぶりの蒼井のぬくもり。
こんなに近くだとこのドキドキが
ばれちゃうよ。
もう、どうしたらいいの?
わかんないよ。
どうしたらいいのか。
ううん、ホントはわかってる。
土屋くんと付き合うって決めてから
傷つけないって同時に決めたんだから。
なのに、すきですきですきすぎる
蒼井にそんなこと言われて迷ってる
自分がいて。
ずるい、私。
最初から気持ちなんてはっきりしてた
のに。
辛いからって優しい土屋くんに
いってさ。
頑張って好きになるものじゃないって
わかって、それからは辛くて辛くて。