purelove〜おブスな彼女とヤンキーな彼氏


「こんな偶然な事もあるんだ…。」


そう思って、すぐにそこの席へ目を向けた。



でも、その席の人はまだ来ていないのか休みなのか誰もいなかった。



同じ名前…



麗華は、少し期待していた。もしかしたら拓真なんじゃないかって…



すると、ちょうどその時

ガラガラッ!!!


と勢いよく教室のドアが開き


バタンっ!!!


と、ものすごい音と共にドアが閉められた。


みんな一斉に目を向ける。

入って来たのは、ガラの悪い三人組みだった。


「ドアは、もう少し優しく閉めろよーっ!」

先生は言った。


三人は無視…
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