七人のオオカミ★ﾚｲｶ伝説～高校生活～

「えっへへへ♡」

楓香は舌を出しながら頭を掻いた。

「とにかく！戻ろ？これ知ってんの楓香だけなんだからね！」

「わかってるよ～実際、私以外で知ってる人が居たら麗華と絶交って話しね！」

楓香は笑いながら軽々しく言った。

「楓香ってさぁ～。軽いよね」

「今頃ですか！私はなんでも軽々しく受け止めて軽々しくアドバイスをする女なのよ」

「…そういうこと男の子の前では言っちゃダメだよ？嫌われる…できるだけ女の子の前でも」

「あっははは！大丈夫よ～♥こういう事は麗華の前でしか言わないから」

いやいや…そんなこと女の私にウインクしながら言われても…ねぇ～