七人のオオカミ★レイカ伝説~高校生活~
「ほんとだって!」

「まあ、いいけど。昴流様には気をつけることね~」

「えぇぇぇ!?力になってくれるんじゃないの?」

「バカおっしゃい!!昴流様なんかに逆らったら切り落とされちゃうし私、昴流様に嫌われちゃうじゃない!」

「はぁぁぁいぃ??楓香って椎名先輩のこと好きだったの!?」

「当たり前よ!この学校で昴流様に興味無いのなんて、幼馴染みの生馬がいる麗華くらいよ!!」

「ちょ!楓香!!!!」

コイツ!!
生馬がいるのによくも平気でそんなことを!!

「は?どゆこと?」

生馬もなんて奴。
自分の名前が話題に出た途端、話に入ってくるなんて!

「あのねぇ~麗華が生馬のこ「バカ!!!」

私は楓香の言葉を遮った。

「だからなに!」

生馬も話に着いていけないからかキレ気味に聞いてきた。

「なんでもないのー!」

楓香の口を塞ぎながら私は生馬に言った。

「ふーん。ならいいけど。」

生馬は興味をなくしたかのように友達の元へと行った。
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