アンサー～ただ1つの答えを求めて～

翌日…………



「駿。話があるから放課後私の家に来てね。」




駿は、うん。とだけ言い席についた。



授業は安定で面白くないなー。







授業は舞ちゃんと他愛もない話をずっとしてて、いつの間にか放課後になっていた。





私は真っ直ぐ帰り、駿が来るのを待っていた。





ピーンポーーーン






来た来た。





「はーい」




「よっ」




「とりあえず、上がって私の部屋で待ってて」




了解といい駿は上に上がっていた。



私はお茶を淹れて、上に上がった。







私たちは他愛もない話をし、急に駿が真面目な顔になったので、私は話す決心をした。




「話って？」



「その事なんだけどね。私は質問がしたい。それに答えてくれる？」




「うん」




「1つ、何で駿が生きてるの？」



「そのままだよ。生きてる。それだけじゃだめか？」


はぁ……




「2つ。私に何を隠してるの？」





「言ってもいいけど……

ふぅ……


この関係がなくなるよ？



それでもいーなら、言う。」




な、にそれ。この関係が潰れる？



そんなの嫌だよ。



だって、駿は私の大切な親友なんだもん。



あなたが死んだ時どんだけ、泣いたと思ってる？



分からないよね




でも、駿に隠し事されるのは……嫌だ





「言って？」





「ふぅ……



理穂は親友だと思ってる。俺の事を。

でも、俺は中学の初め、理穂と絡んでからずっと好きだ。


6年間、片想いだけど、今きっちりけじめをつける。



理穂。俺と付き合ってくれ。」






え、待って？




駿が……私を好き？




あり得ない。




いや、実際あり得てるのか。





「とりあえず、返事は待ってくれる？」




「うん」




あ……れ？



何で私は考える必要があるの？





私は………