世界No.1×全国No.1 〜総長同士たちの恋〜
真美が倉庫の扉を開けた。
「「「「「「「「「「ちわーーーーーーーーっす」」」」」」」」」」
「元気だね~相変わらず!こんにちわ!♪」
すげ~熱気。みんな息が揃ってて・・・・・
みんな仲間思いって言うのが伝わって来る。
「総長!」
「ん?ど~したの?」
下っ端の一番上の奴か?その人が真美に話かけた。
「今日の見回りなんですけど・・・・・」
そういった瞬間真美の顔つきと口調が変わった。
「ああ。どーだった?」
「10人ぐらい助けました。」
「御苦労。お疲れ様。その族は?」
「俺らが言った時には逃げました。」
「っち逃げ足が早い奴らだな。闇龍か?」
「多分そうです。」
なんかすげぇ・・・・・・。
これが真美なのか・・・・・。
いや、総長の顔なのか・・・・・。
「お前らは怪我なかったか?」
「はい!大丈夫です!心配してくれてありがとうございます!」
下っ端の奴がそういった瞬間さっきまで総長の顔をしてた真美の顔が緩んだ。
「ふっ。ならよかった!怪我はしたら駄目だからね!」
「はい!」
「よし!ニコ」
ドキッ。真美が笑った瞬間胸が高鳴った・・・・・・
俺やっぱし……好きなんだ。