世界No.1×全国No.1 〜総長同士たちの恋〜
「なぁー流何があったか話せるか?」
天竜の副総長が聞いてきた。
「はい....。俺たちはいつも通りに放課後倉庫に向かおうとしました。でも、俺たちの学校の前に誰かが立っていたんです。」
「立ってた?」
「はい。それで真美に視線を向けて、よ~?天竜の総長さん。って言ってました。俺は真美の様子がおかしかったので、誰だと聞いたんですが・・・・話にならなくて・・・その時真美の異変に気づいてすぐに抱きしめたら呼吸が苦しそうにしてて・・・っ・・・それで・・・」
言葉がつまっちまう。さっきの真美の状態を言うのがつれぇー・・・
「それで過呼吸だったという事か?」
理さんがさっきの続きを言ってくれた。
「はい...。すいません。」
「何で謝る?お前たちが悪いわけない。多分あいつだな・・・」
・・・・?誰だ?
あ。
「「「「ちっ」」」」
天竜の幹部の人たちからすげぇー殺気の量が・・・・。
こえ~なんだこの殺気の量は総長の俺でも怖く感じる。
俺は恐る恐る聞いてみた。
「あの・・・・あいつって誰っすか?」