見つめられない
ろく
あれから二週間たった。
痴漢もなく毎日青木さんと電車に乗っている。
手を繋いだ…あの日から特になにもなくて。
繋いだことさえなかった様な日々。
その日々に反比例して私の胸は苦しさを増す一方で。
日に日に青木さんを見るたびに苦しくなる。
好きという気持ちが大きくなっていて。
「中村。」
柏木先輩に呼ばれて行くと頭を書類で叩かれた。
「付箋のとこ。良く見とけ。」
よくよく書類を見ると
ケアレスミスが何ヵ所かあった。
「…まぁ、今月はお前もいろいろあったけど。
仕事は仕事だ。
休憩して集中しろ。」
はっとした。
私はまた同じような間違いをしてしまうところだった。
間違いの内容は違えど
気持ちがどこかにいってた私は会社で仕事している人間としてだめだ。
「…すいませんでした。休憩頂きます。」
痴漢もなく毎日青木さんと電車に乗っている。
手を繋いだ…あの日から特になにもなくて。
繋いだことさえなかった様な日々。
その日々に反比例して私の胸は苦しさを増す一方で。
日に日に青木さんを見るたびに苦しくなる。
好きという気持ちが大きくなっていて。
「中村。」
柏木先輩に呼ばれて行くと頭を書類で叩かれた。
「付箋のとこ。良く見とけ。」
よくよく書類を見ると
ケアレスミスが何ヵ所かあった。
「…まぁ、今月はお前もいろいろあったけど。
仕事は仕事だ。
休憩して集中しろ。」
はっとした。
私はまた同じような間違いをしてしまうところだった。
間違いの内容は違えど
気持ちがどこかにいってた私は会社で仕事している人間としてだめだ。
「…すいませんでした。休憩頂きます。」