ワールズエンド×××
支配?絆?
【マスター=召喚士】のことで
召喚士は1人につき神獣1匹と契約でき、その、神獣に命令出来るのがフゥこと【術者】である。
召喚した神獣が傷つけば、召喚士も傷つき、立ち上がれなくなるまでボロボロになるか、降参すると、戦闘は終了、
負けたら……ポイントを削られる。
最初は10ポイント、勝と1ポイントもらえ、負けると1ポイント削られる
これが、0になると……死ぬルール。
死ぬのは基本召喚士と神獣だけだが、大体が術者も【絆】の所為で自殺してしまう
。
これは人間対人間が戦闘する時のみのルールで、獣対人間では発動しないルールらしい。
術者は1人【ソロ】でも戦闘できるが、やはり神獣+マスターが揃った状態【トリプル】でないと、実力の半分も出せない。
フゥは魔力が高いため、今までマスターが見つからず、こんなデスゲームのような戦闘を1人で勝ち進んで行っていたとか。
1人でも戦えるが、心の余裕がギリギリまですり減ってきていて、そろそろデスゲームから離脱しようかと考えていた矢先、フゥと同等、それ以上のオレが現れたので、一か八かの賭けに出て、見事マスターをゲット!
ちなみに離脱するには名前を変え、体に刻まれた【術者の証の紋章】を焼き消し別の人として行きなければいけない。
い……痛そう…
説明はひととをり終わったようで、オレの上にいつまでも乗っていたフゥはベットからおりて、部屋から出て行き数分後……チョークと、長細く長さが50cm程で、先に文字の入った金具と、中が空っぽの深さがある土の容器(鉢植えみたいな形)を持ってきた。
それで、いったい何を始めるのか見ていたのだが……まずどうやって出したのかわからない火を数本の薪にうつし、土で出来た容器に入れ、容器内の温度を上げていく。
数本後、十分温まった事を確認したフゥはその中に金具を入れ、また数分待つ。
……何か嫌な予感が……
更に数本後、厚手の軍手をはめたフゥは金具を容器から出し「大丈夫ですね……」なんて、つぶやいている。
目が怖いよ?
熱々に温まった金具を持ったフゥはベッドに座るオレのほうにくるりとむき、それを持って……「どこが良いですか?」と質問してきた。
「それ……ヤバイよ?痛いじゃ済まないよ?」
「大丈夫ですハクロ様。私も我慢出来ましたので!!」
いやぁ、そういう問題じゃあ無くてですね……
「大丈夫です、痛いのは一瞬です。その後いつのまにか朝になってますから!」
「フゥ、それ……気絶してるよ?」
何を言っても無駄だった。
フゥは怪しい目をして、やきごて持ってジリジリ距離を縮めてくるし、オレは全身の怪我の所為で自由に動けないし……
その日の夜、一軒の小さな家から狼の遠吠えのような叫び声が発されたのは言うまでもない。
召喚士は1人につき神獣1匹と契約でき、その、神獣に命令出来るのがフゥこと【術者】である。
召喚した神獣が傷つけば、召喚士も傷つき、立ち上がれなくなるまでボロボロになるか、降参すると、戦闘は終了、
負けたら……ポイントを削られる。
最初は10ポイント、勝と1ポイントもらえ、負けると1ポイント削られる
これが、0になると……死ぬルール。
死ぬのは基本召喚士と神獣だけだが、大体が術者も【絆】の所為で自殺してしまう
。
これは人間対人間が戦闘する時のみのルールで、獣対人間では発動しないルールらしい。
術者は1人【ソロ】でも戦闘できるが、やはり神獣+マスターが揃った状態【トリプル】でないと、実力の半分も出せない。
フゥは魔力が高いため、今までマスターが見つからず、こんなデスゲームのような戦闘を1人で勝ち進んで行っていたとか。
1人でも戦えるが、心の余裕がギリギリまですり減ってきていて、そろそろデスゲームから離脱しようかと考えていた矢先、フゥと同等、それ以上のオレが現れたので、一か八かの賭けに出て、見事マスターをゲット!
ちなみに離脱するには名前を変え、体に刻まれた【術者の証の紋章】を焼き消し別の人として行きなければいけない。
い……痛そう…
説明はひととをり終わったようで、オレの上にいつまでも乗っていたフゥはベットからおりて、部屋から出て行き数分後……チョークと、長細く長さが50cm程で、先に文字の入った金具と、中が空っぽの深さがある土の容器(鉢植えみたいな形)を持ってきた。
それで、いったい何を始めるのか見ていたのだが……まずどうやって出したのかわからない火を数本の薪にうつし、土で出来た容器に入れ、容器内の温度を上げていく。
数本後、十分温まった事を確認したフゥはその中に金具を入れ、また数分待つ。
……何か嫌な予感が……
更に数本後、厚手の軍手をはめたフゥは金具を容器から出し「大丈夫ですね……」なんて、つぶやいている。
目が怖いよ?
熱々に温まった金具を持ったフゥはベッドに座るオレのほうにくるりとむき、それを持って……「どこが良いですか?」と質問してきた。
「それ……ヤバイよ?痛いじゃ済まないよ?」
「大丈夫ですハクロ様。私も我慢出来ましたので!!」
いやぁ、そういう問題じゃあ無くてですね……
「大丈夫です、痛いのは一瞬です。その後いつのまにか朝になってますから!」
「フゥ、それ……気絶してるよ?」
何を言っても無駄だった。
フゥは怪しい目をして、やきごて持ってジリジリ距離を縮めてくるし、オレは全身の怪我の所為で自由に動けないし……
その日の夜、一軒の小さな家から狼の遠吠えのような叫び声が発されたのは言うまでもない。