姫 ~なくてはならないもの~
私が姫?!
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「ねーさつきさつきさつき!!!」
次の日。学校につくと、入学2日目なのにもかかわらず昨日と同じくらい盛り上がっていた。
高校はこのテンションが普通なのかなー、なんて思いつつ
教室に向かう私。
入ったとたんユイに捕まった。
「なーに??」
「今日さっそく1年選挙だってさ!!」
「は??1年選挙??」
「昨日言ったじゃん!1年からも一人生徒会入るんだって」
記憶をさかのぼる。
『因みにうちの学校は1年の男子からも1人生徒会に入るんだよ!
もうすぐその選挙があるんだって!』
「あ!!そういえばそうだ!!」
「だからさ、投票行こうよ!今日の1時限目それで潰れるってさ!」
「あー、うん」