白い恋の結晶~キミへと続く足あと~
「……え?」
「まぁ、あいつらも一緒にいるだろうけど、人数多い方が、雪羽を助けてやれるし」
柊が少し空を見上げながら言った。
あたしと目を合わさないで話すのは、柊が照れてる証拠。
少し赤らむ柊の横顔を見て、どんどんあたしの鼓動が加速していく。
柊への好きの気持ちが、どんどん大きくなっていく。
止められない。
日に日に好きなっていくんだ。
柊の魅力が多すぎて、もう、柊から抜け出せない。
ハマっていく。
好きだよ、柊……。
いつか、言える日が来たらいいな……。