君の笑顔が眩しくて

友達できるかな? いじめられないかな?

不安で不安で...

そんなことを考えながら歩いてたら...

ドンッ

「きゃっ...」

女の子にぶつかってしまったようだ。

「す、すみません! 大丈夫ですか?!」

「大丈夫だよ!」

「ごめんなさい!考え事してて...」

「こっちこそ ぼーっとしてて。全然平気だよ!」

「あ... その制服って」

「ん? あ! 貴方も南高校の人?」

「そうです!」

「1年の高田菜々(タカタ ナナ)だよ!よろしくね!」

菜々ちゃんって言うのか
友達できてよかったー...

私より身長は低めで 髪の毛ふわふわしてて
女の子って感じ。
誰が見ても 可愛いって思うだろうなー。

「菜々ちゃんよろしくね!私 杉野 咲姫!
咲姫って呼んでね」

「可愛い名前だね! 私も菜々って呼んで!」

「菜々こそ可愛い名前だよ!」

「全然!」

「何組になるかなー?」

「同じクラスがいいねー」

「だね!」

菜々とお話しているうちにいつの間にか
学校に着いていた。

あ! クラス表が貼ってある!

「咲姫ー!何組だったー?」

「あ、菜々! 私は5組だったよ!」

「ほんと!? 私も5組だった!」

「やったー!」

「同じクラスなんて運命感じちゃうね」

「うん!」

「イケメンいるかなー?」

「菜々イケメン探し好き?」

「大好き」

「だよねだよね私も! 一緒に探しまくるぞー」

「おー!」
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