LOVEPAIN

「いやぁ、かなり感動した。
こんなくだらない所から、さっさと帰ろう?」


成瀬は壇上の下、
私に手を差し伸べる




「お前、成瀬?

これはお前の嫌がらせか何かか?
一体、鈴木とお前はどういう関係なんだ?」


担任の賀川は緊迫した表情で、
成瀬に近付いて行く




賀川と成瀬は
知り合いなんだ……



どこかそれを、
頭の中で整理出来ないで聞いていた



賀川も成瀬に借金でもしているとかなのだろうか?


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