LOVEPAIN

一糸纏わぬ姿になり、

その全てを成瀬に見られた




その成瀬の目は、
鑑定士が陶器でも見るような感じで、

男が女の体を見るような目では無かった


私の体の各所に触れる成瀬の手も、同じ



この人にとって、
女の裸は物なのだと感じさせられた






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