LOVEPAIN




私は自分の部屋に戻ると、
すぐにシャワーを浴びた



こんな事を思ったら気持ち悪いのかもしれないが、

自分の体に残る成瀬の匂いや感触を残しておきたかった



だけど、それ以上に自分の体に纏わりついたお互いの体液が、

気持ち悪かった




シャワーを浴びてる今でも、
自分の内腿を伝いどちらかの体液が、

流れ落ちる





シャワーを浴び終えて服を着ると、
携帯電話で時間をチェックした


9時を過ぎたばかりで、
成瀬との待ち合わせの時間迄、
少し時間が有る



朝食は、夕べ篤が届けてくれたコンビニの袋の中の残り物から、

ツナサンドとカフェオレを口に入れた



残りは、ペットボトルのお茶が2本有るだけなので、

近々買い物に行かないといけない




軽く化粧をして、
夕べ出来なかった部屋の片付けを終えると、

ちょうどいい時間になった





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