君としてるのは恋じゃなくて。
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もうすっかり夜。
ほとんど全部の乗り物に乗れたし、
売店で食べたクレープも美味しくて、
すごい充実した1日だったなぁ……
「そろそろ閉園時間だよね。
柴崎くん何乗りたい?」
すずがそう言った。
「うーん……
やっぱり残しておいた観覧車行くか。」
「賛成!!」
間髪入れず、私は柴崎くんの意見に賛成した。
さすがに観覧車乗らない遊園地デートとかあり得ないから!!
「じゃあさ!
最後だし、カップルで分かれて乗る?」
「え……」
すずの提案には、すぐには賛成できなかった。
だって……
そんなことしたら遥が……
今日1日結構すずと話してたけど、
やっぱり観覧車くらいすずと乗りたいよね……。
私が賛成できないでいると、
遥が
「いいんじゃない。」
と、私の気遣いをぶち壊す発言をした。
え、いいの!?
「早く行くぞ。
アトラクション終わっちまうだろ。」
「あ、はい……。」
私たちは少し急ぎめで観覧車へ向かった。