君としてるのは恋じゃなくて。




ホント悪ノリが過ぎるんだから……。


小学生か、っつー。



一人でむくれていると、
カバンの中の携帯が震えた。



ライン……?



先生に見つからないように携帯を取りだし、
机のなかで確認する。




えっ……!


遥!?



チラッと横を見るけど知らんぷりの遥。



なんだろ……

昼休み一緒にご飯食べよう、とかだったりして!キャー!



期待して文面を見ると、



『ブサイク』



というたった4文字だけがそこに記されていた。




ハ!?

さっきむくれてたから?

いちいち見てんじゃねーよ……









死ね……




殺意を込めて横の遥を睨んだ。




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