君としてるのは恋じゃなくて。




その時、遥の持っていた傘が地面に落ちた。


え……傘……。


そう思った瞬間に、遥の手が私の肩を掴む。



え、何!?




少しずつ



遥の顔が私の顔に近づく。



嘘……っ



き、キスされる……!?














唇と唇が触れる寸前で、


遥は我に返ったように私を強く突き返した。






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