君としてるのは恋じゃなくて。
そんな風に人を好きでいられるのって、
すごく幸せなことなんだろーな……。
私の思考はいつもここで止まる。
それ以上の幸せを想像して、
その想像が現実にならないことを思い出す。
すずと話した後の遥の顔とか、
すずが柴崎くんと楽しそうにしているのを見たときの顔とか、
思い浮かべて、
その表情の変化に
私は関わっていないのだと思うと、
私は思考を止めずにはいられない。
メニュー