君としてるのは恋じゃなくて。
ここはどこだっけ?
勉強……
クリスマス……
遥。
目を開けると、見慣れた天井。
私の部屋だ。
どうやって帰ったんだっけ。
のっそりと体を起こすと、
私の勉強机に座っている人影が見えた。
「……はる?」
はは……
私幻影まで見てるし。
その人影は私の方を向き、
立ち上がってベッドの側へ歩み寄ってきた。
「元気になった?」
妙に鮮明だな……。
まるで
本物みたい……。
って、え
本物!!?
「は、遥!!?
なんで私の部屋に?
せ、セクハラ!変態っ
何見たの!?パンツとか見た!?」
「パンツとか色気なく言ってる時点で見たくねーよ。」
嘘でしょ……。
まさか私倒れたの……?