君としてるのは恋じゃなくて。
「今日は遅いんだって。
あ、あの、運んでくれてありがとう。」
「別にいいよ。
お前の頭の悪さをもう少し配慮した条件にすりゃよかったよ。わりーな。」
逆に腹立つな。
その謝り方。
「俺もう帰るから。
もっかい寝とけ。」
「でも勉強……」
そう言った途端、
遥は私の肩を押し、ベッドに倒された。
「う、えっ、ちょ……」
遥の顔が天井を向く私の顔の前に近づけられる。
ドキドキドキドキ……
「もうやめろっつってんの。
いい加減にしねーとその口ふさぐぞ。
黙って寝てろ。」
「じ、じゃあクリスマっ……んっ……」
強引に遥からキスが降り注いだ。