君としてるのは恋じゃなくて。
午後は成績会議で部活も活動禁止。
今日は幸せになる予定だったから、
午後は遥と遊びにいく約束をしていた。
「おい、早く行くぞ。
カラオケ行くんだろ?」
「……私……」
「テストの点数のことそんなに気にしてんの?」
「だ、だって……っ……うぅ……っ」
「え!おま、何泣いてんの!?」
遥はビックリした様子で、周りを気にする。
周りから冷たい視線が注がれていることはなんとなく分かった。
みんな違うの!
私が泣いているのは全部私のせいなの!!
って叫びたい。
遥が悪い人だと思ってほしくない。