君としてるのは恋じゃなくて。




午後は成績会議で部活も活動禁止。



今日は幸せになる予定だったから、

午後は遥と遊びにいく約束をしていた。




「おい、早く行くぞ。

カラオケ行くんだろ?」



「……私……」



「テストの点数のことそんなに気にしてんの?」



「だ、だって……っ……うぅ……っ」



「え!おま、何泣いてんの!?」





遥はビックリした様子で、周りを気にする。


周りから冷たい視線が注がれていることはなんとなく分かった。



みんな違うの!

私が泣いているのは全部私のせいなの!!



って叫びたい。





遥が悪い人だと思ってほしくない。





< 220 / 262 >

この作品をシェア

pagetop