君としてるのは恋じゃなくて。
思いっきりぶってやった。
いっつも頭はたかれてるもん。
その報復。
だいたいなんで急に私にあんな冷たくなるんだよ。
ホント最低。
嫌い。
嫌い。
嫌い。
嫌い……。
「……っうっ……
好きだ。」
好きだよ。
好きだよ。
他の子の所に行かないで。
私以外みんなダメ。
これってワガママ?
また酷いこと言っちゃった。
遥のホントの気持ち分からないくせに怒って、
遥を傷つけること言っちゃった。
「ごめんっ……」
「誰に謝ってんの?」
え……
ゆっくり後ろを振り向くと、
潤んだ視界に遥が映っていた。