君としてるのは恋じゃなくて。




「なんで……」



夏希さんたちとカラオケに行ったと思った。





「お前が思いっきりぶん殴って『死ね』とかダサい捨て台詞残したから。」



「夏希さん……」



「夏希たちドン引きしてたからな。」



「…………。」



「お前みたいなダサい女

俺しか相手出来ないだろ?」



「ウザイ。俺様。」




遥は私をぎゅっと抱きしめた。




「く、苦し……」



「嫉妬……したんだろ。

嬉しかった。」




ドキンっ





私が

夏希さんたちと遊びに行くの拒否しなかったから怒ったんだね。



そっか……




「そっか……」



良かった。



私のこと嫌いになったんじゃなくて良かった。





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