君としてるのは恋じゃなくて。
「お前まじ可愛い。」
「何?急に。」
「そう思っただけ。」
「ホストみたい。」
「お前は照れるって反応がないのか。」
充分照れてるもん。
遥の心臓のリズムは心地いい。
いつも
私と一緒だから。
どちらからともなく私たちは唇を重ねた。
立ってると遥の背が高くって、
私はほぼ真上を向いている状態。
きつくなってくると、
遥が腰をかがめてくれて、
何度も角度を変えてキスをする。
毎日クリスマスならいいのに。
素直になれるから。
本気でそんなことを
思った。