君としてるのは恋じゃなくて。




「ねぇねぇ、遥は何お願いする?」



「金欲しいとかかな。」



「煩悩!!」



「じゃあお前は?」



え!!



そんなの……





遥の顔を見上げると、

ニヤニヤしながら私を見ていた。




「な、何よ!!」



「何も言ってねーじゃん。」



「うるさいっ!」



「煩悩。」



「違うもん!!」




うぅ……


あたしばっかり恥ずかしいじゃん……。




23:00ごろにはお参りのちょうど半分くらいまで着ていた。






< 243 / 262 >

この作品をシェア

pagetop