君としてるのは恋じゃなくて。
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とりあえずコケることなく部活が終わり、
芹の元へ向かう。
俺と芹の関係に気づいたのか、
うっさい女たちも途中で興醒めして帰っていったようだった。
「わりー、着替えるから待ってて。」
「なんで転ばないんだよー……」
「お前は俺をどうしたいんだよ。」
「カッコ悪くしたい。
なんか腹立つ。」
「意味わかんね……っ」
ムキになる芹を見て、
思わず笑いがこぼれた。
それを見て芹も少し表情が柔らかくなった。
これじゃ本当のカレカノみたいだ。
でも、次の瞬間、
芹の顔は即座に強ばった。