君としてるのは恋じゃなくて。
うんっ
頑張って良かったよ!
「じゃあ私たち行くね。」
「うん!また後でね。」
すずと柴崎くんと別れ、
私は幸せ全開でご飯を食べ始める。
「そんなあからさまに喜んでたら
いつか沢北に気持ちバレるぞ?」
「今はいいの!
もう幸せすぎて……」
「こんなことで幸せになれて羨ましーよ。」
ん……?
何それ嫌味……?
「何?バカにしてんの?」
「べーつにー。」
「遥のその適当な感じがムカつくんだってば!」
「ハ?
急にムカつかれても困るし。」
なおも遥はシレーっとジュースをすする。
むかっ
「もういいっ、教室戻る!」
私は遥を置いて、カフェテリアをあとにした。