君としてるのは恋じゃなくて。




「いいもんっ

これでも私は頑張ったんだから……。

遥は頭良いからすずのこと好きになったって言うの?」



「……ちげーけど……」



「じゃあ関係ないじゃん……」




遥は膨れっ面で私を睨んだけど、

もう私の勝ちだもんね!




「……昼飯……一緒に食うだろ?」


「うん。
今日私お弁当。」


「じゃあここで待ってろ。

カフェテリアでパン買ってくるから。」



「うん……」




そう言って遥はカフェテリアへ走って行ってしまった。



今さら思うけど、

遥と一緒にお昼ご飯食べれるこの状況って

すごくありがたいっ!!






< 68 / 262 >

この作品をシェア

pagetop