君としてるのは恋じゃなくて。
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バスは数時間で合宿先の民宿に着き、
それぞれ部屋に別れてフリータイム。
そのあとは散策したり、
お蕎麦を食べたりした。
「やっぱりお蕎麦おいしいねー!」
「うん!」
「ねぇ、芹ちゃん、すずなちゃん。
私たち夜男子の部屋行くんだけど、
一緒に行こーよ!」
「「え……」」
そう提案してきたのはおんなじ部屋の女の子。
「先生にはバレないかなぁ」
すずが心配そうに言う。
「大丈夫!先輩から先生の予定は確認済み!!」
「「「オオーッ」」」
変なところで歓声が起こった。
「うーん、どうしよっかなー……」
いまだに私とすずは悩んでいる。
彼氏いるしね。(すずは)
「芹ちゃん。
行く部屋って遥也たちの部屋だよ。」
「っ!行く!!」
私のあまりにも速すぎる返事にその場にいた女の子はみんな笑った。