君としてるのは恋じゃなくて。






遥也side




風呂に入り終わり、

自分の班の部屋に戻る。



「はぁ~、気持ち良かったなぁ!」


「やっぱ温泉はちげーな。」



斎藤と話しながら荷物の整理をする。



「オーイ!斎藤、高梨。

今から女子来ると思うから!」



「ハ?」



女子?



「えー!誰誰?」



斎藤はノリノリで聞き返す。



「おんなじクラスのやつら!」



じゃあ芹いんのかな……。


それより沢北か……



ドアのノック音に俺たちは「「オッ」」というどよめきを起こした。





< 87 / 262 >

この作品をシェア

pagetop