だいち、
「大地、アイスあげるからちょっと家あがりなよ?」
「...え、なんか嫌な予感するんだけど」
「とりあえずあたしの部屋いっておいて。お茶とか用意するから!」
強引に大地を家にあげ、あたしの部屋に向かわせた。
よし、これでレポートは終わる。
お茶とアイスを持って、あたしの部屋に入ると、大地がレポートを見ながら「うげ」という表情をしていた。
「......理沙...」
「うん、手伝ってほしいの」
「嫌な予感、的中した!」
「はい、アイスとお茶あげるから」
「......あー、もう。バカ理沙」