最悪から最愛へ
やっと離れてくれた客に渚は、肩の力を抜く。ことの成り行きを見ていた数人の客も離れていく。
「紺野、一通り片付いたら事務室に来いよ」
「はい、ありがとうございました」
峻と渚だけがその場に残ったけど、峻が先に離れていった。渚はボーッとしながら、そんなに乱れていないカートの整理する。
それから、一つ一つのレジ動作を確認して、事務室へ行く。なんとなく足取りは重い。
「おー、紺野。大変だったみたいだな。お疲れさん」
事務室にあるパソコンで、在庫管理をしていた小田は先に戻った峻から話を聞いていた。峻は事務室の奥にある店長室にいる。
トントン
「はい」
「紺野です」
「どうぞ」
「失礼します」
パソコンを見ていた峻は、渚に椅子ごと体を向ける。
「お疲れ。さっきの客さ、今までも誘われたことあるの?」
「紺野、一通り片付いたら事務室に来いよ」
「はい、ありがとうございました」
峻と渚だけがその場に残ったけど、峻が先に離れていった。渚はボーッとしながら、そんなに乱れていないカートの整理する。
それから、一つ一つのレジ動作を確認して、事務室へ行く。なんとなく足取りは重い。
「おー、紺野。大変だったみたいだな。お疲れさん」
事務室にあるパソコンで、在庫管理をしていた小田は先に戻った峻から話を聞いていた。峻は事務室の奥にある店長室にいる。
トントン
「はい」
「紺野です」
「どうぞ」
「失礼します」
パソコンを見ていた峻は、渚に椅子ごと体を向ける。
「お疲れ。さっきの客さ、今までも誘われたことあるの?」