うつくしいもの
秋原さんから貰った曲は歌詞も彼が書いてくれて、
その歌詞は、私が書く薄っぺらいような恋愛物語では無かった
タイトは
『Sanskrit Rain」』
洗練された雨のように、
冷たいメロディー
詞は男性目線で綴られていて
愛しい恋人に裏切られ、
その彼女を殺したいくらいに憎しみながらも、
愛している
だけど、彼女の過ちを許せず、
彼女から離れて行く
だけど、最後には、
その男性は愛しい彼女の元へと戻る――