言えない言葉


でも、

今度は言わなきゃ

いけないんだ。



素直に…。



色々考えても、

ミズ君は返事をくれない。


黙ったままだ。



こういう時…

ミズ君はいつも

折れてくれてたね。


でも、今は違う…。

今は、私から

踏み出さなきゃ

いけない。



「ミズ君…私…」



私は泣きながらも、

精一杯言葉を出した。




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