春の短編集。
それから毎日永岡日和を送っていた。


毎週水曜日は一緒に帰ったりした。


話すのは彼女だけだけど、


彼女が楽しければいいと思った。


「あーくん」


「あ?」


「って呼んでいい?」


「あぁ。」


あーくんなんて言われてびっくりしたけれど


居心地は悪くなかった。
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