春の短編集。
「ふーみん!今年も同じクラスだよ!」



軽やかに響く彼女の声



声の主は



一番の友達の唯



唯は私の事をふーみんと読んだりするけど



私の名前は一条フミ



ちょっと男の子の名前みたいな



そんな名前が嫌だった



でも



「ふーみん!彼!一緒のクラスになれたんだねっ!」



冴木フミと同じ名前ということは



嫌じゃない
< 65 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop