秘密の楽園 旅行編.完.
バスにて 〜なのか〜
バスに乗り込んだ私はウキウキしていた。今日の日のためにウキウキしていた。なにしようかな〜、
「お休み」
えっ⁈う、嘘…お話とか…冗談?
私は、おそるおそる
「もう?」と訪ねた。が、ももはもう眠りについていた。
そ、そんなぁ〜。私ががっかりしている。
ーードサッ…⁈
私の膝に何かが倒れた
それはももだった。うわっ…と、びっくりした〜…
ああぁ、もう最悪…こ、こんな奴…こんな奴…私はももの可愛い寝顔を見てついからだが反射的に動いた。
気づいたらキスしていた。
もう嫌だ…私なにしてんの?
ばかっ、もものせいじゃない…私が私がちゃんと伝えないから…
そんな時に
「次はーー百合美川沿いー百合美川沿いー降りる方は近くのボタンをお押しください」仕方なく私は桃を起こした
「もも‼もも‼ももおきな‼」
ちょっと起こり口調で言ったのも、スタスタ歩いって言ったのも…君を嫌ってたからじゃない
私の君に気持ちを伝えらないこの心の弱さへの憎しみと
辛いくらいの君への思いで泣いてる顔を見せたくなかったから…