未決定
未編集
 (雨かよ)
朝、目が覚めて聞こえる窓に当たる大粒の雨の音。
 (そういえば昨日の夜天気予報で言ってた)
2回から降りるときに響いた頭痛がなんとも言えず、ただ、朝の気分が落ちていく。

朝ごはんを食べて、学校に行く準備をして、家を出る。
いつも通りの1日が始まる。

電車を待ってるときに感じるあの雨の日独特の匂いとか、湿気でもやもやして吐きそうになる。頭の痛さが消えてくれない。
 (最悪。さぼりたい)

いつも通り、いつもと同じ電車の時間。

(あ、かっこいい人だ。)
気分の悪さを我慢して電車に乗ると、電車でいつも見かけるかっこいい人。身長は、私が150もないくらいだから、定かじゃないけれど、180くらいだろうか。見上げるくらい高い。
雨の日は、いつも以上に人が多い。
近くのサラリーマンのたばことコーヒーの匂い。女子高生の香水のにおい。それらが全部混じって、吐きそうになる。

「大丈夫?」
上から言葉が降ってきた。
誰だ??
「あ、えっと・・・。」
うわー、かっこいい人じゃん。
「なんか気分悪そうだから。」
「あ、ありがとうございます。(うわー喋れちゃってるよ///)」
「ん。今日満員だからつかまってる?ほんとは座った方がいいんだろうけど座れないもんなー。」
「じゃぁつかませてもらいます。(意外と喋るんだー。)」

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