偽物の恋なんていらない
―――――
ガラッ
「ただい....」
パーンッッ
「「「「野々宮さん歓迎会〜〜!!!」」」」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!!!
「野々宮おせーよー笑」
「ええ?! ちょ! ありがとう!!」
今す、すごいクラッカーの音が笑笑
「どういたしましてー☆」
これは佐野くんが考えたらしい.
こんなに嬉しいことめったにない.
「本当にありがとう!!!」
「おまえ 喜びすぎ!笑」
「だ、だって!嬉しいんだもん!!」
「感謝しろよー笑」
「うわー上からー笑笑」
「う、うるへ笑」
「あ、いまかんだ....笑笑 うるへだってー笑」
「くそぉぉー笑 」
「はははははっ笑笑笑」
このあと 佐野くんとたくさんお喋りして
あっという間に 放課後だ.
....あれ...そういえば 教室来てから
晴佳と喋ってない気が...。
まっ 帰り道一緒だから いっか!
――――――
「はーるーかー!
かーえーろー!」
「あ、ごめん。先帰ってて?」
「え。 あ、わかった!
また明日ね☆」
「うん。」
なんだろう...晴佳怒ってたような...何かしたかな....?
明日聞いてみよう....
―――
「野々宮ー また明日なっ☆」
あ、佐野くんだ!!
「うん!ばいばい!!!また明日ー♪」
「おう!!!!」
佐野くんと喋るのほんと好き.
ん?好き?どっちの好きなんだろう...
恋愛として?それとも
友達として....?