スリル
幸太郎はペンを握りマークシートの数字を塗りつぶす

3レース、2連単、6.1、200円

しっかりと見直し記入をした。

光弘も書き終えたようだ。


そして投票する機械に200円を入れ、マークシートを投入する。


そして投票券がでてきた


『幸太郎、買ったか?』


光弘が興奮した声でいってくる

『ああ、したよ、お前もしたんだろう?』



『ああ!それじゃレース見るからあそこの土手から直に観ようぜ!』


そう言って幸太郎と光弘は間近に見れる土手へと移動した

『しっかし緊張すんなー』

光弘が言う


『まぁな、これは当たってくれるとうれしいけどな(笑)』


幸太郎は平常心を保つふりをしてるが内心はドキドキしている

あとレースまで5分、この5分がとても長いように思えた


トゥーントゥーントゥトゥーーん!

レース始まりの音が聞こえる


『はじまるぞ!』


光弘が震えた声でいった
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