スリル
『なんかゲイみたいだぜ(笑)』

光弘が笑いながら言う

『うるせぇ、だれがゲイだ!』

幸太郎はひさしぶりに笑えた

『てかよぉ、この頃スリルがほしいんだよなぁ、』

光弘が真面目な顔でいう


『まぁたしかにおれらは暇だよな』

『幸太郎~賭け事とか興味ない?』

『はぁ?何いってんだよ光弘』

『当たった時のスリルってやつだよ!(笑)』

『そりゃ、あたれば楽しいけど、そんな当たるもんじゃないだろ、大体おれらまだ18だぜ、何の賭け事だよ』


光弘に問う


『そりゃまぁ、親父が競艇してんのみてさ』

『競艇?競艇は20からだろ!』

『まぁまぁ、案外ばれねえって、俺もお前も身長は高いほうだからよ、』

『そうかのか?』

『そぅだよ、バレたら18からだとおもってましたみたいなこといえば済むから』

『なら今度の休みにでもついていくよ、』

『おっ!ラッキー!なら次のやすみな!あ、これおれの連絡先な、!おつかれ!』


そういって、紙に連絡先をかいて、かえっていった、
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