あの頃の君へ〜eternal love〜
第3章…大切なもの
『ねぇ?蓮‥』
『明日も同伴してくれる?』
『ああ、もちろん。』
テーブルの上にズラッと並んだ
高級ボトルの数々を目の前にして
ソファにどっぷりと腰を下ろした
常連客の葵(あおい)が
甘えるように俺に腕を絡ませた。
『やったぁ!』
『じゃあまた明日!』
『18時に駅前でね!』
『ああ!』
eternalは今夜も大盛況だ。
ご機嫌の彼女を一人残して
俺はしばしそこを離れた。
すると、ふと通路にいた
飛龍さんと目が合った。
彼はいつものように腕組みをして
暗がりからそっと
俺たちを見守ってくれていた。
『飛龍さん、お疲れ様です!』
『蓮‥さすがだな。』
『今日もお前の指名だけで
半数以上は埋まってる。』
『そうですか。それは嬉しい。』
『どうもありがとうございます!』
『いやいや、俺は何もしていないさ。
まぁ、この調子で最終日まで頼むよ。』
『はい!それじゃあ‥』
『明日も同伴してくれる?』
『ああ、もちろん。』
テーブルの上にズラッと並んだ
高級ボトルの数々を目の前にして
ソファにどっぷりと腰を下ろした
常連客の葵(あおい)が
甘えるように俺に腕を絡ませた。
『やったぁ!』
『じゃあまた明日!』
『18時に駅前でね!』
『ああ!』
eternalは今夜も大盛況だ。
ご機嫌の彼女を一人残して
俺はしばしそこを離れた。
すると、ふと通路にいた
飛龍さんと目が合った。
彼はいつものように腕組みをして
暗がりからそっと
俺たちを見守ってくれていた。
『飛龍さん、お疲れ様です!』
『蓮‥さすがだな。』
『今日もお前の指名だけで
半数以上は埋まってる。』
『そうですか。それは嬉しい。』
『どうもありがとうございます!』
『いやいや、俺は何もしていないさ。
まぁ、この調子で最終日まで頼むよ。』
『はい!それじゃあ‥』