あの頃の君へ〜eternal love〜
『美希…』



『一緒に風呂入ろっか?』



『//えっ!!えぇーっ!?///』



『だってお前このままじゃ
絶対風邪引くだろ?』



『う、うん…//』



俺は強引に腕を掴んで
美希を脱衣所に誘導した。



『服、脱がしてやろうか?』



『いっ、いいってば!//』



『もうっ!向こう行っててよ!』



美希が恥ずかしそうな顔をして
俺の背中を両手で押した。



その間、



俺はバスタブにお湯をためて



彼女の好きな甘い香りの入浴剤を
たっぷりと入れた。



目の前で次第に膨れ上がる
溢れんばかりの白い泡。



その泡が2人の羞恥心を
優しく包み込んでくれた。
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