あの頃の君へ〜eternal love〜
『風呂もういいよ。』



『うん…///』



俺は彼女を先に通して
後ろからそっと身体を沈めた。



『これなら恥ずかしくねぇだろ?』



『う、うん…//』



しかし、



美希は相変わらず
両手で上半身を隠していた。



『なんでそんなに隠すんだよ?』



『///きゃあっ!!!』



『もうっ!!!』



『こんな所でダメだってば!///』



俺はイタズラするように
背後から美希の胸に手を伸ばした。



『なぁ、知ってたか?』



『そうやって隠せば隠すほど
男は余計に燃えるんだって…』



俺だって本当は
全てをさらけ出す事に抵抗はある。



けど、



彼女の全てを愛したいから
俺は自分を隠したくなかった。
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